急な訃報の知らせを受けて、あわてて香典袋を用意したとき——「薄墨の筆ペン、手元にない…」と困った経験はありませんか?普通の黒い筆ペンで書いてしまい、後から「薄墨で書くべきだった」と気づく方も多いようです。
この記事では、書道歴30年以上の筆者が実際に使ってきた中から、Amazonで長年支持されている薄墨筆ペンを5本厳選してご紹介します。急な場面でも迷わず使えるよう、選び方のポイントもあわせて解説します。
💡 なぜ香典袋には「薄墨」を使うの?
薄墨には「突然の知らせに急いで駆けつけたため、墨をじっくり磨る時間がなかった」「悲しみの涙が墨に混じって薄くなった」という意味が込められています。弔事の場では、必ず薄墨(グレー〜薄いグレー)の筆ペンを使いましょう。
薄墨筆ペンの選び方 3つのポイント
① 薄墨の濃さ(薄さ)を確認する
薄墨筆ペンは製品によって「薄さ」が異なります。弔事マナーとしては、墨色がグレー〜薄いグレーになるものが適切です。パッケージに「うす墨」「弔事用」「薄墨タイプ」と記載されているものを選びましょう。「黒」と書かれた通常の筆ペンとは用途が異なりますのでご注意ください。
② 穂先の太さ・種類を選ぶ
香典袋の表書きには「中字」か「細字」が使いやすいです。「極細」はやや細すぎて、名前や金額の数字が弱々しく見えることも。迷ったら「中字」タイプを選ぶのがおすすめです。穂先が毛(毛筆タイプ)かナイロン系かによっても書き心地が変わります。
③ 使い切りか、カートリッジ交換式か
「使い切りタイプ」は手軽で安く、急な場面でも購入しやすいのが利点。「カートリッジ交換式」はインクが切れたら補充できるため、書道の稽古でも活用でき、長期的にはコスパが高いです。常備しておくなら使い切りを数本まとめ買い、書道の道具として持つならカートリッジ式がおすすめです。
薄墨筆ペンおすすめ5選
🥇 第1位|トンボ鉛筆 筆之助 慶弔ツインSパック GCD-121
メーカー:トンボ鉛筆 型番:GCD-121 価格:¥176(2本セット)
筆者が最も出番の多い一本(二本)です。慶事用の「墨(黒)」と弔事用の「うす墨」が1パックにセットになっており、これ1つ常備しておけば慶弔どちらにも対応できます。穂先はナイロン系で、初めて使う方でも安定した字が書けるのが魅力です。
✅ よいところ:慶弔2本セット/¥176の圧倒的コスパ/書きやすいナイロン穂先/薄墨の濃さがちょうどよい
⚠️ 注意点:使い切りタイプ/穂先がやや硬め。筆の強弱・かすれなどの表現はしにくい/書道経験者・毛筆に慣れた方には物足りないかもしれません。
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🥈 第2位|あかしや 筆ペン 新毛筆 うす墨 SG-300
メーカー:あかしや 型番:SG-300 価格:¥297
書道経験者におすすめ。「新毛筆」という名の通り、穂先が本物の毛に近い素材で作られており、毛筆の書き心地に慣れた方でも違和感なく使えます。薄墨の色合いも自然で、香典袋だけでなく弔事全般の表書きに重宝します。Amazonで2008年頃から販売され続けている定番中の定番です。
✅ よいところ:毛筆に近い書き心地/薄墨の色が自然で美しい/15年超の超定番商品/¥297とリーズナブル
⚠️ 注意点:使い切りタイプ/書き慣れが必要
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🥉 第3位|ぺんてる 筆ペン 慶弔サインペン うす墨 XSESWP25
メーカー:ぺんてる 型番:XSESWP25 価格:¥190
文具の老舗・ぺんてるが手がける弔事専用の薄墨サインペン。筆ペンよりやや硬めの穂先で、字が安定しやすく初心者にも扱いやすいのが特徴です。¥190という価格は薄墨ペンの中でも最安水準で、「万が一のために常備しておきたい」という方にぴったりです。
✅ よいところ:業界最安水準の¥190/ぺんてるの安心品質/字が安定しやすい硬め穂先
⚠️ 注意点:サインペンタイプなので筆っぽさは少ない/使い切りタイプ
第4位|あかしや 筆ペン 新毛筆 慶弔3色セット SA300/3VK
メーカー:あかしや 型番:SA300/3VK 価格:¥1,003(3本セット)
慶事用の黒・弔事用のうす墨・薄墨(さらに薄いタイプ)の3本セット。冠婚葬祭ひとそろいこれ1つで備えられるため、実家への帰省時の手土産や親世代へのプレゼントとしていかがでしょうか。写経体験でも使われるほど書き心地がいいです。
✅ よいところ:慶弔・薄墨が全部揃う3本セット/毛筆タイプで書き心地がよい/プレゼントにも喜ばれる/12年超の定番商品
⚠️ 注意点:単品より割高/使い切りタイプ
第5位|ぺんてる 筆用カートリッジ うす墨 FR-N(カートリッジ交換式)
メーカー:ぺんてる 型番:FR-N 価格:¥142(カートリッジ1本)/本体別売
使い切りタイプが多い薄墨ペンの中で、唯一のカートリッジ交換式。ぺんてる筆の本体(別売:XFL2L 中字など ¥400前後)にセットして使います。インクが切れたらカートリッジだけ交換できるため、長く使えてコスパに優れたエコな選択肢です。書道の稽古でも使う方や、頻繁に弔事の表書きをする機会がある方にとくにおすすめです。
✅ よいところ:カートリッジ交換式でエコ・経済的/2008年から続く超定番
⚠️ 注意点:カートリッジのみ。本体(ぺんてる筆)を別途購入が必要/初期費用が使い切りよりかかる
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5製品を一覧で比較
| 商品名 | 価格 | 穂先タイプ | 本数 | こんな人に |
|---|---|---|---|---|
| 🥇 トンボ 筆之助 慶弔ツインSパック | ¥176 | ナイロン系 | 2本 | とりあえず1本常備したい方 |
| 🥈 あかしや 新毛筆 うす墨 SG-300 | ¥297 | 毛筆タイプ | 1本 | 書き心地にこだわりたい方 |
| 🥉 ぺんてる 慶弔サインペン うす墨 | ¥190 | ナイロン系 | 1本 | 初心者・コスパ重視の方 |
| あかしや 新毛筆 慶弔3色セット | ¥1,003 | 毛筆タイプ | 3本 | 慶弔一式揃えたい方・ギフトに |
| ぺんてる カートリッジうす墨 FR-N | ¥142〜 | 毛筆タイプ | 交換式 | 長く使いたい・エコ重視 |
よくある質問
Q. 普通の黒い筆ペンで香典袋を書いてしまった。マナー違反になる?
厳密にはマナー違反とされています。ただし、急な場面でやむを得ない場合や、地域・宗教によって慣習が異なることもあります。今後のためにも、薄墨筆ペンを1本常備しておくことをおすすめします。
Q. お供え・お中元など弔事以外でも薄墨を使うの?
いいえ。薄墨を使うのは基本的に弔事(お葬式・法事・お悔やみ)の場合のみです。お中元・お歳暮・お見舞い・お祝いなどには通常の黒(濃墨)を使いましょう。弔事と慶事を誤えると失礼にあたりますのでご注意ください。
Q. 四十九日以降の法事でも薄墨を使う?
これは地域や宗派によって異なります。一般的には四十九日を境に濃い墨(黒)に切り替えるという考え方もあります。迷ったら参列する地域の慣習に合わせるか、喪主・家族に確認するとよいでしょう。
まとめ
今回ご紹介した薄墨筆ペンを、用途別に整理するとこのようになります。
- とにかく1本手元に置きたい:トンボ 筆之助 慶弔ツインSパック(¥176)
- 書き心地にこだわりたい:あかしや 新毛筆 うす墨 SG-300(¥297)
- 初めて買う・コスパ重視:ぺんてる 慶弔サインペン うす墨(¥190)
- 慶弔一式まとめて揃えたい:あかしや 慶弔3色セット(¥1,003)
- 長く使いたい・エコ重視:ぺんてる カートリッジ交換式 FR-N(¥142〜)
急な弔事はいつ訪れるかわかりません。薄墨筆ペン1本を引き出しに入れておくだけで、いざというときに慌てずに済みます。書道をされている方なら、普段使っている筆の感覚に近い毛筆タイプ(あかしや)がおすすめです。
この記事が、お役に立てれば幸いです。
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