硬筆書写技能検定3級、過去問だけで合格した話——書道をやっていると何が違うのか

「書道の段位って、履歴書に書けるの?」という記事を以前書きました。結論は「段位は特技欄、書写技能検定なら資格欄に書ける」でした。今回はその続きとして、私自身の検定受験の話を書きます。

高校生のとき、硬筆書写技能検定3級を受験しました。勉強らしい勉強は何もしていません。過去問を解きまくっただけで合格しました。

なぜ過去問だけで通ったのか

書道を続けていたから土台があった。それだけです。

「止め・はね・払い」「文字のバランス」「余白の取り方」——書道でやってきたことがそのまま試験に通用しました。特別な対策が必要なかったのは、書道がすでに「対策」になっていたからです。

当時は「書道をやっているから有利かもしれない」という意識すらなく、ただ過去問を解いて試験に臨みました。合格したとき、書道を続けてきたことが形になったという感覚がありました。

硬筆書写技能検定とはどんな試験か

硬筆書写技能検定は、一般財団法人・日本書写技能検定協会が実施する文部科学省後援の公的な検定試験です。

試験は実技と理論の2つに分かれています。実技は楷書・行書・ひらがな・カタカナなどを実際に書く問題です。書道で培った「字のバランス感覚」「筆順の正確さ」「とめ・はね・はらいの丁寧さ」がそのまま活きます。

理論は漢字の字体・筆順・書写の知識を問う問題です。こちらは書道経験だけでは対応しにくい部分もあるので、過去問で傾向を確認しておくことをおすすめします。

受験は年3回(6月・11月・1月)。受験資格の制限はありません。

書道の段位との違い

書道教室の段位・級位は各団体が独自の基準で認定するものです。全国共通の評価基準がないため、履歴書の「資格欄」には書けません。書ける場合は「特技欄」です。

一方、硬筆書写技能検定は文部科学省後援の公的な検定なので、履歴書の「資格欄」に記載できます。2級以上が記載の目安とされています。

書道を続けている方への提案

書道をやっていると、硬筆書写技能検定は取り組みやすい資格です。実技の土台はすでにあります。理論の部分は過去問で補えば十分です。

忙しい社会人でも、隙間時間に過去問を解く程度で対応できる可能性があります。「書道を続けてきたこと」を公的な資格という形にする数少ない方法です。

👍 硬筆書写技能検定の詳細はこちら
https://www.nihon-shosha.or.jp/

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